半導体やICのパッケージにはSOJやSOPなど様々な種類があります。
この記事では『SOJ』が付くパッケージの種類について詳しく説明しています。
SOJとは
SOJ(Small Outline J-leaded package)はリードがパッケージの2側面から出ており、リード形状がJ字形のパッケージです。ピンピッチは1.27mmです。
J字形のリードは変形しにくいというメリットがあります。
SOJの後に付く数字はピン数を表します。例えば、SOJ8の場合、8ピンのSOJとなります。
また、SOJの前に英文字が付くことで、「パッケージ材質」が変わります。
なお、J字形については下記の記事で詳しく説明していますのでご参考にしてください。
補足
- SOJのパッケージはDRAMやSRAMなどに使われていることがあります。
- SOJはリードの曲げた部分にはんだ付けをします。
材料を表す英文字の追加
SOJの前に「P-」,「C-」が付くと、パッケージの材質が変わります。
P-SOJ
SOJの前に付いている「P-」は「プラスチック」を表します。
そのため、「P-SOJ(Plastic SOJ)」はパッケージ材質がプラスチックのSOJということになります。
C-SOJ
SOJの前に付いている「C-」は「セラミック」を表します。
そのため、「C-SOJ(Ceramic SOJ)」はパッケージ材質がセラミックのSOJということになります。
本記事のまとめ
この記事では半導体やICのパッケージの『SOJ』について、以下の内容を説明しました。
当記事のまとめ
- SOJとは
- SOJの後に付く数字はピン数を表す
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