この記事では抵抗の極性(向き)について
- 一般的な抵抗の極性(向き)
- 集合抵抗の極性(向き)
などを図を用いて分かりやすく説明するように心掛けています。ご参考になれば幸いです。
抵抗の極性(向き)
最初に結論を言うと、通常の抵抗には極性はありません。
そのため、基板に抵抗を実装するとき、どの向きで実装しても問題ありません。電解コンデンサのようにプラス(+)とマイナス(-)を意識する必要がありません。
ただし、抵抗の向きを揃えると、カラーコードが読みやすくなります。
例えば、抵抗を立てて実装する場合には、上から下にカラーコードを読むようにします。また、抵抗を寝かせて実装する場合には、左から右、上から下にカラーコードを読むようにします。
このように基板内で抵抗の向きを統一しておくと、回路をチェックしやすくなります。
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集合抵抗の極性(向き)
先ほど、通常の抵抗には極性(向き)がないと言いましたが、例外があります。
一端がコモン端子になっている集合抵抗などには向きがあります。
一端がコモン端子になっている集合抵抗を使用する際、抵抗の向きを逆にすると、抵抗値が異なってしまいます。
例えば、各抵抗値が100Ωで6ピンの集合抵抗があるとします。
ある基板で1-2ピン間の抵抗値を用いる時、通常の向きだと100Ωになりますが、抵抗を逆向きで実装すると5-6ピン間の抵抗値となってしまうため、200Ωになってしまいます。
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まとめ
この記事では抵抗の極性(向き)について、以下の内容を説明しました。
- 一般的な抵抗の極性(向き)
- 集合抵抗の極性(向き)
お読み頂きありがとうございました。
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