抵抗

【『表面抵抗』と『体積抵抗』】違いや測定について

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表面抵抗と体積抵抗とは

表面抵抗と体積抵抗とは
上図に表面抵抗、表面抵抗率、体積抵抗、体積抵抗率、接地間抵抗の測定方法を示します。
表面抵抗とは試験物表面の2点間の抵抗値です。マットや床などの表面の抵抗を測定します。試験物を正確に測定するために、試験物の下には絶縁マット等の絶縁物を置きます。また、表面抵抗は2点間抵抗、点間抵抗とも呼ばれています。
一方、体積抵抗とは、試験物の上側から下側の抵抗値です。マットや床、椅子や机などの厚さ方向の抵抗を測定します。試験物の下には金属板やステンレスプレート等の導体を置き、その箇所に電極を置きます。導体下には表面抵抗の測定と同じく、試験物を正確に測定するために、絶縁マット等の絶縁物を置きます。なお、体積抵抗とは単なる(電気)抵抗のことです。

接続間抵抗とは

表面抵抗と体積抵抗の他に接続間抵抗というものもあります。接続間抵抗とは試験物(導電性マットや導電床)の表面とGND間の抵抗値です。接地可能接続間抵抗値、表面地表間の抵抗、グラウンド可能接続点間の抵抗、EPAグラウンド間抵抗とも呼ばれています。

測定の注意点

測定の注意点
■表面抵抗
RCJS-5-1という規格があります。計測する試験物の端から5cm以上離します。電極間の距離は25cm程度離します。しかし、30cm以上離してくださいと書いてある仕様書もあれば、25cm以上離してくださいと書いてある仕様書もあるので、注意して使用している表面抵抗計の仕様書を読みましょう。

■体積抵抗
体積抵抗の測定に関しては特に注意点はありません。

■接地間抵抗
RCJS-5-1という規格があります。電極と接地端子までの距離を5cm以上離します。また、電極は計測する表面の端から5cm離します。

表面抵抗と体積抵抗の単位について

表面抵抗率の単位は[Ω/□]または[Ω/sq.]、体積抵抗率の単位は[Ω・m]または[Ω・cm]だが、表面抵抗と体積抵抗の場合は[Ω]で表します。

抵抗測定時の電圧について

抵抗測定時の電圧について
抵抗値が106Ω以下の時は10V、抵抗値が106Ωを超えると100Vを印可します。

電極に関して

電極に関して
電極(プローブ)にはIEC61340-4-1、JIS-C2170、RCJS-5-1の規格があります。
■電極の重さ
各測定電極の総質量は2.5kg±0.25kgであることが必要です。
■電極の寸法
電極の寸法にも規格があります。詳しい内容は各規格を参照してください(有料で見ることができませんでした・・・)。

■電極の抵抗値
二つのプローブ間の点間抵抗が103Ωより低くなるように十分な導電性をもたなければならない」と規定されています。
そのため、各電極の抵抗値は500Ω未満であることが必要です。
図のような状態で表面抵抗計に表示される値が103Ω以下であることを確認する必要があります。

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