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【LTspice】ノード間をショートする『.nodealiasコマンド』の使い方

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指定したノード間をワイヤー接続することなくショートする.nodealiasコマンドについて説明します。

『.nodealiasコマンド』とは

『.nodealiasコマンド』とは、シミュレーション回路上でワイヤー接続することなく、ノード間をショートすることができるコマンドです。

ワイヤー接続ではなく、『.nodealiasコマンド』を用いるメリットは以下となっています。

  • シミュレーション回路図に変更を加えない
  • 複雑な回路の場合には、ワイヤー接続で回路をショートさせると、元に戻すのが大変になります。また、配線をまたぐショートの場合、接続したくない配線に繋がってしまう場合があります。

  • 『.nodealiasコマンド』の削除やコメントアウトするだけで、簡単に元に戻せる
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『.nodealiasコマンド』の構文

.nodealias <ノード名1>=<ノード名2>[ <ノード名3>=<ノード名4>...]

構文において「<」と「>」で囲まれたパラメータは省略できません。また、「[」と「]」で囲まれたパラメータは省略できます。

『.nodealiasコマンド』のコマンド例

.nodealiasA=B
→ノードAとノードBをショートさせる。

『.nodealiasコマンド』の記述方法

【LTspice】『.nodealiasコマンド』
『.nodealiasコマンド』は[SPICE Directive]で記述します。

ツールバーの[SPICE Directive]をクリックする(または、回路図ウィンドウ上で「S」を押す)と、[Edit Text on the Schematic]が表示されます。チェックが[SPICE directive]になっていることを確認して、例えば、『nodealias A=B』と入力します。OKボタンを押すと、回路図ウィンドウ上に『.nodealias A=B』が表示されます。

なお、一度、『.nodealias』と記述した後に、右クリックを押すと、『.nodealias Statement Editor』が表示されます。そこにショートさせたいノード名を記入すると、自動的にコマンドが作成されます。
【LTspice】nodealias Statement Editor

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『.nodealiasコマンド』を使用したシミュレーション

【LTspice】『.nodealiasコマンド』のシミュレーション結果
上図にシミュレーション回路図を示します。電圧源V1の電圧を2Vに設定し、抵抗R1と抵抗R2で分圧しています。

『.nodealiasコマンド』を使用しない場合、抵抗R1と抵抗R2は共に1Ωなので、シミュレーションを実行すると、ノードBの電圧は1Vとなります。

一方、『.nodealias A=B』と入力し、シミュレーションを実行すると、ノードAとノードBがショートされているため、ノードBの電圧は電圧源V1の電圧と等しくなり、2Vとなります。

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