トライアックの『動作原理』について!
2020/6/13
トライアックは双方向に電流を流せる素子です。MT1端子を基準とし、MT2端子とゲート端子の電圧の正負によって、4つの動作モードがあります。この記事では各象限における動作原理を説明しています。
トライアックの『静特性(電流電圧特性)』について!
2020/6/14
トライアックの静特性(電流電圧特性)において、横軸はトライアックにかかる電圧、縦軸はトライアックに流れる電流です。MT1を基準にしてMT2の電圧がプラスの時は横軸がプラス方向となります。
【トライアックとは】『構造』や『特徴』などを分かりやすく説明します!
2020/6/14
トライアックは、パワー半導体の一種であり、双方向の電流を1つのゲート電極で制御することができる素子です。トライアックは、双方向に電流を流せることから、交流電源の制御に広く用いられています。
MOSFETの『ゲートしきい値電圧』について!
2020/6/14
MOSFETのゲートしきい値電圧とは、MOSFETをオンさせるために、必要なゲートソース間電圧VGSのことです。VGS(TH)、VTH、Vthなどで表されます。温度によって変化する特徴があります。
MOSFETの『伝達特性(ID-VGS特性)』について!
2021/2/5
MOSFETの伝達特性(ID-VGS特性)とは、MOSFETの静特性の一種であり、ドレインソース間電圧VDSを一定とした時のドレイン電流IDとゲートソース間電圧VGSの特性のことです。
MOSFETの『出力特性』と『線形領域、飽和領域、遮断領域』について!
2021/6/16
MOSFETの『出力特性(ID-VDS特性)』には3つの領域(線形領域、飽和領域、遮断領域)があります。また、線形領域と飽和領域の境界である電圧をピンチオフ電圧VPといいます。
【MOSFET】『横型構造』と『縦型構造』の違いと特徴について!
2022/6/1
横型構造のMOSFETは、ドレインからソースに横方向に電流が流れます。一方、縦型構造のMOSFETは、ドレインからソースに縦方向に電流が流れるため、オン抵抗が小さくなります。
MOSFETの『耐圧』と『オン抵抗』の関係について!
2020/6/14
MOSFETは耐圧が高くなるほど、オン抵抗が高くなる性質があります。すなわち、耐圧とオン抵抗がトレードオフの関係にあります。この記事ではトレードオフになる理由について説明しています。
【MOSFET】『プレーナ構造』と『トレンチ構造』の違いと特徴について!
2020/7/1
プレーナ構造は、ウエハの表面にゲートが付いた構造をしています。一方、トレンチ構造は、ウエハの表面から溝を掘り、ゲート電極を埋め込んだ構造をしています。
IGBTの『静特性(IC-VCE特性)』について!
2023/1/12
静特性(IC-VCE特性)はコレクタ電流ICとコレクタエミッタ間電圧VCEの関係を示しており、ゲートエミッタ間電圧VGEによって特性が変わります。この特性は一般的に出力特性と呼ばれています。