【トランス】コアは導体なので絶縁距離を考慮しよう!

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この記事ではトランスに用いるコアについて

  • コアは安全規格上では導体であること
  • コアは導体なので絶縁距離を考慮すること

を図を用いて分かりやすく説明しています。

コアは導体なので絶縁距離を考慮する

コアは導体なので絶縁距離を考慮する

安全規格では電源の1次側(入力側)2次側(出力側)の絶縁距離が規定されています。また、トランスに用いるコアは安全規格上では導体として扱われます。

そのため、1次2次間がコアを介して絶縁距離不足にならないように注意が必要となります。

例えば、1次2次間の絶縁距離を6.4mm確保しようとした場合、1次とコアの最短距離をA[mm]2次とコアの最短距離をB[mm]とすると、A+Bは6.4mm以上必要となります。

補足

物質は電気の通しやすさにより、導体と絶縁体に分類されます。導体は電気を通しやすい物質であり、金、銅、アルミニウムなどがあります。一方、絶縁体は電気を通しにくい物質であり、ガラスやゴムなどがあります。

詳しくは以下の記事に説明していますので参考にしてください。

【導体と絶縁体の違い】特徴・物質例・静電気対策など!
【導体と絶縁体の違い】特徴・物質例・静電気対策など!

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まとめ

この記事ではトランスに用いるコアついて、以下の内容を説明しました。

当記事のまとめ

  • コアは安全規格上では導体であること
  • コアは導体なので絶縁距離を考慮すること

お読み頂きありがとうございました。

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