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LTspiceでグラフの横軸を変更する方法

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trans解析やDC解析において、シミュレーションをすると、trans解析では横軸が自動的に時間になります。DC解析では横軸が自動的にスイープさせている直流電源になります。この横軸を任意のパラメータに指定する方法を説明します。

グラフの横軸を変更する方法

グラフの横軸を変更する方法

  1. グラフの横軸にマウスを持っていく。
  2. 定規カーソルが表示されるので、右クリックを押す。
  3. 「Horizontal Axis」が表示される。
  4. 「Quantity Plotted」で横軸にしたいパラメータを入力し、OKボタンを押す。
  5. 指定したパラメータが横軸になる。

シミュレーション例

シミュレーション回路
具体的に上図のようなトランジスタの静特性を観測するシミュレーション回路において、横軸をコレクタ電流IC、縦軸を直流増幅率hFE=IC/IBにする方法を説明します。今回トランジスタは2N2222を選定しました。データシートを見ると、下図のようなコレクタ電流ICに対する電流増幅率hFE=IC/IBのグラフがあります。
データシート

今回このグラフをシミュレーションで再現してみます。

シミュレーションを実行した後、グラフ上で右クリックを押して、「Add Traces」を選択します。
Add Traces

「Add Traces to Plot」が表示されます。そこでIC(Q1)/IB(Q1)と入力し、縦軸を電流増幅率hFE=IC/IBとし、OKボタンを押します。IC(Q1)と”()”の中にQ1と書いてあるのは、Q1のコレクタ電流ということを意味します。「.dc dec IB 0.01u 1 100」とベース電流IB をスイープさせるように、DC解析を行っているので、横軸が自動的にベース電流IBになります。
Add Traces to Plot

グラフが表示されます。グラフの横軸付近にマウスを持っていくと、カーソルが自動的に定規に変化するので、その状態で右クリックします。
グラフ1

「Horizontal Axis」が表示されるので、「Quantity Plotted」にIC(Q1)と入力してOKボタンを押します。
Horizontal Axis1

横軸がコレクタ電流ICとなりました。次に横軸の表示範囲をデータシートと同じにします。
グラフ2

再び、グラフの横軸付近にマウスを持っていくと、カーソルが自動的に定規に変化するので、その状態で右クリックします。「Horizontal Axis」が表示されるので、Leftに「0.1m」、Rightに「1」を入力し、OKボタンをクリックします。
Horizontal Axis2

横軸の表示範囲がデータシートと同じになりました。
グラフ3

次に縦軸の表示範囲を変更します。グラフの縦軸付近にマウスを持っていくと、カーソルが自動的に定規に変化するので、その状態で右クリックします。「Vertical Axis」が表示されるので、Logarithmicにチェックを入れて対数軸にます。その後、Topに「1000」、Bottomに「10」を入力し、OKボタンをクリックします。
Vertical Axis

縦軸の表示範囲がデータシートと同じになりました。データシートと比較すると、多少グラフの傾向が異なりますね。
グラフ4

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