プリント基板の表面にはレジストが塗布されておらず、銅箔が剥き出しの部分があります。この銅箔部分にはんだ付けをします。
この銅箔部分のことを『ランド』と呼んだり、『パッド』と呼んだりすることがありますが、これらの違いはご存知でしょうか。
この記事では『ランド』と『パッド』の違いについて図を用いて分かりやすく説明するように心掛けています。ご参考になれば幸いです。
『ランド』と『パッド』の違い
『ランド』と『パッド』はどちらも電子部品をはんだ付けするための銅箔部分となります。
『ランド』はスルーホールの周りの部分です。挿入部品をスルーホールに通して、ランドにはんだ付けをします。
一方、『パッド』は表面実装部品をはんだ付けする部分です。一般的には四角い形状をしています。
ランドは挿入実装用、パッドは表面実装用と覚えましょう。
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この記事で出てきた用語(『レジスト』と『スルーホール』)については下記の記事で詳しく説明しています。興味のある方は下記のリンクからぜひチェックをしてみてください。
【レジストとは?】『役割』や『緑色の基板が多い理由』などを解説!
【基板】『スルーホール』と『ランド』と『ビア』の違いとは?
補足
- ランドは英語では『Land』と書きます。
- パッドは英語では『Pad』と書きます。
最後に・・・
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