『吐き出し電流(ソース電流)』と『吸い込み電流(シンク電流)』の違いについて!

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ICのデータシートなどを見ると、『吐き出し電流(ソース電流)』と『吸い込み電流(シンク電流)』いう項目が記載されています。これらの用語の違いをご存知でしょうか。

この記事では、

  • 吐き出し電流(ソース電流)』の意味
  • 吸い込み電流(シンク電流)』の意味

について図を用いて詳しく解説しました。ご参考になれば幸いです。

『吐き出し電流(ソース電流)』とは

『吐き出し電流(ソース電流)』とは

『吐き出し電流』とは、その名の通り、ある端子から"吐き出す"ように出てくる電流のことを指します。『ソース電流』とも呼ばれています。

例えば、上図の左側に示すような上下にスイッチがあるような回路の場合、上のスイッチSW1がオンすると、OUT端子から電流が吐き出されます。この電流が『吐き出し電流(ソース電流)』です。

トランジスタを用いた回路の場合、PNP型バイポーラトランジスタのオープンコレクタという構成だと『吐き出し電流(ソース電流)』が流れます。PNP型バイポーラトランジスタがオンすると、電流がOUT端子から吐き出されます。

一方、吐き出された電流は外部回路に流れ込みます。そのため、外部回路から見ると、この電流は『吸い込み電流(シンク電流)』となります。『吸い込み電流(シンク電流)』については後ほど説明します。

『吐き出し電流(ソース電流)』は英語では『Source Current』と呼びます。「Source(ソース)」は日本語では「もと」「源」「起点」「水源」という意味があります。このように何かが出てくる場所を「Source(ソース)」と呼びます。端子から電流が出ているので、この電流のことを『ソース電流』と呼ぶのです。

『吸い込み電流(シンク電流)』とは

『吸い込み電流(シンク電流)』とは

『吸い込み電流』とは、その名の通り、ある端子に"吸い込む"ように入ってくる電流のことを指します。『シンク電流』とも呼ばれています。

例えば、上図の左側に示すような上下にスイッチがあるような回路の場合、下のスイッチSW2がオンすると、OUT端子に電流が吸い込まれます。この電流が『吸い込み電流(シンク電流)』です。

トランジスタを用いた回路の場合、NPN型バイポーラトランジスタのオープンコレクタという構成だと『吸い込み電流(シンク電流)』が流れます。NPN型バイポーラトランジスタがオンすると、電流がOUT端子に吸い込まれます。

一方、吸い込まれる電流は外部回路から吐き出されています。そのため、外部回路から見ると、この電流は『吐き出し電流(ソース電流)』となります。

『吸い込み電流(シンク電流)』は英語では『Sink Current』と書きます。「Sink(シンク)」は日本語では「沈む」「台所の流し台」という意味があります。このように何かが沈み込んでたまる場所(すなわち受け手側の場所)を「Sink(シンク)」と呼びます。端子に電流が流れ込むので、この電流のことを『シンク電流』と呼ぶのです。

まとめ

この記事では『吐き出し電流(ソース電流)』と『吸い込み電流(シンク電流)』について、以下の内容を説明しました。

  • 吐き出し電流(ソース電流)』の意味
  • 吸い込み電流(シンク電流)』の意味

お読み頂きありがとうございました。

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