この記事では『ヒューズの抵抗値』について
- ヒューズの『抵抗値』と『コールドレジスタンス』
などを図を用いて分かりやすく説明するように心掛けています。ご参考になれば幸いです。
【ヒューズの抵抗値】コールドレジスタンスとは
ヒューズの抵抗値はコールド時(定格電流の10%またはそれ以下の電流を流した時)の抵抗値で記載されています。コールド時におけるヒューズの抵抗値はコールドレジスタンスやコールド抵抗と呼ばれています。
定格電流が大きいほど、コールド時におけるヒューズの抵抗値が小さくなります。
一例として、大東通信機製のES5ヒューズの「定格電流」と「コールド時におけるヒューズの抵抗値」の関係は上表のようになっています。定格電流が大きいほど、抵抗値が小さくなっていることが分かります。
なお、定格電流の100%の電流を流した時の抵抗値はホットレジスタンスといいます。ホットレジスタンスについては一般的ではないので、あまり聞かないですね。
補足
- コールドレジスタンスは英語では「Cold Resistance」と書きます。
- ホットレジスタンスは英語では「Hot Resistance」と書きます。
- ヒューズの抵抗値は流れる電流値によって変化します。
まとめ
この記事では『ヒューズの抵抗値』について、以下の内容を説明しました。
- ヒューズの『抵抗値』と『コールドレジスタンス』
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