【沿面放電とは?】『原理』・『距離』・『対策』などを解説!

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この記事では『沿面放電』について

  • 沿面放電の『原理』・『距離』・『対策』

などを図を用いて分かりやすく説明するように心掛けています。ご参考になれば幸いです。

沿面放電とは

沿面放電とは

沿面放電とは絶縁物の表面に置かれた電極間に高電圧を印加した際、絶縁物の表面に沿って電流が流れる放電現象のことを言います。

絶縁物の表面に電極Aと電極Bを乗せ、電極間に印加する電圧を大きくしていった時、空気中に放電するのではなく、絶縁物の表面に沿って放電します。すなわち、沿面放電は『空気中に放電が生じる電圧』よりも低い電圧で発生するということになります。

沿面放電は空気中での放電よりも発生しやすいため、言い換えれば、『空気中で放電が発生する距離』よりも『沿面放電が発生する距離』の方が長いということになります。

また、沿面放電は誘電率が高い絶縁物ほど起こりやすくなります。また、絶縁物の背後に電極(背後電極と呼ばれる)がある場合にも沿面放電が起こりやすくなります。

沿面放電はプリント基板で発生することが多いため、プリント基板を設計する際には、沿面放電が生じないように電極間の距離をとることが必要となります。電極間の距離を確保することが難しい場合には、電極間にスリットと呼ばれる溝を設けて、電極間の距離を長くする対策等をする必要があります。

また、沿面放電はトランスのボビン(絶縁物)で発生することが多いので、注意が必要です。

補足

  • 沿面放電は英語では『Creeping Discharge』と呼ばれています。
  • 沿面放電は湿度が高いほど発生しやすくなると言われています。
  • 沿面放電は絶縁物の表面に導電性の異物が置かれている場合に発生しやすくなると言われています。

まとめ

この記事では『沿面放電』について、以下の内容を説明しました。

  • 沿面放電の『原理』・『距離』・『対策』

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