コンデンサの『定格電圧(耐圧)』を表す記号の読み方

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この記事ではコンデンサの『定格電圧(耐圧)』を表す記号の読み方を説明します。

コンデンサの『定格電圧(耐圧)』を表す記号の読み方

コンデンサの『定格電圧(耐圧)』を表す記号と読み方
セラミックコンデンサやフィルムコンデンサなどの定格電圧(耐圧)は一般的には記号(数字1文字アルファベット1文字)で表します。

数字1文字は乗数(10のN乗)を表し、アルファベット1文字は電圧を表します。

例えば、「2E」の場合、

2E=102×25V=250V

となります。

以下に、記号(数字1文字とアルファベット1文字)と定格電圧(耐圧)の関係表を示します。
コンデンサの記号(数字1文字とアルファベット1文字)と定格電圧(耐圧)の関係表

なお、数字1文字とアルファベット1文字を表記できないほどの小さなコンデンサでは、アルファベット1文字定格電圧(耐圧)を表記する場合もあります。以下に一例を示しますが、メーカーによってアルファベット1文字と定格電圧(耐圧)の対応が異なるので注意してください。
コンデンサの記号(アルファベット1文字)と定格電圧(耐圧)の関係表

補足

  • 数字1文字が「1」の場合は省略されることもあります。例えば、Eのみの場合、(1)Eを表すので、定格電圧(耐圧)は25Vとなります。
  • 定格電圧(耐圧)を表す記号がない場合、定格電圧(耐圧)は50V程度だと言われています。
  • 電解コンデンサ等の大きなコンデンサは「250V」や「400V」などそのまま定格電圧(耐圧)が表示されています。
  • 定格電圧(耐圧)を超える電圧を印加した場合、コンデンサが破損したり精度が落ちたりします。

まとめ

この記事では『コンデンサの定格電圧(耐圧)』について、以下の内容を説明しました。

当記事のまとめ

  • コンデンサの定格電圧(耐圧)の記号と読み方

お読み頂きありがとうございました。

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